九谷焼の陶芸家、山本長左さん。

2020年4月30日で玉寿司を閉店して父が引退して5月7日から日本料理たまとして再スタートしました。

佐世保には9年前に帰ってきたのですがずっと前から器が欲しかったので右も左もわからない状態から少しずつ自分で調べながら

器を集めることにしました。インスタグラムを見ていたら山本長左の娘というアカウントをを見つけまして。

九谷焼ってどこの器やろか?と思いながら検索すると石川県とでて遠いなと思いましたが( ´∀` )

写真の真ん中の器が山本長左さんの器なんですがわからないなりにすごい器だなと思いこんなすごい器を作る人はどんな人なんだろう

と興味をもつようになり7月の連休を使いお邪魔することにしました。


前もって連絡していなかったので休憩中で甥である高寛さんが丁寧に器について説明してくださいました。

このあたりでしかとれない土と釉薬を使いここでしか作れないものを作りたいと力強く話してくださいました。

山本長左の器 (shop-pro.jp)

山本長左さんのリンクです、ぜひご覧ください。

器を持つとよくわかるんですが非常に薄くて軽いんです。有田焼の窯元さんの話だと有田の土ではこういう風に作れないそうです。

山本長左さんの窯は1階が妙泉陶房(みょうせんとうぼう)、2階が山本長左陶房に分かれています。

分業で作られていてろくろ師の篤さん、絵付けを長左さんと息子の大輔さんとお弟子さんがされています。

器も見せて頂いたんですが同じ絵柄でも微妙に違うんです。絵付けはもちろん素晴らしいんですがろくろ師さんの型打ちという技法で作られるろくろ成形の素晴らしさにも注目してもらいたいです。

料理とともに器も愛でてもらえたらと思います。

佐世保という場所で九谷焼を取り扱いできることに感謝します。